ミルキィホームズのオタク、虹ヶ咲にハマる

本日2月6日は、ミルキィホームズ*1結成記念日。
13歳のお誕生日おめでとう💚💛💗💙
ルキア*2にとって、とても大切な日です。

ファイナルライブから4年が経った今でも、ミルキィのことが大好きです。

唐突ですが、私は昔こんなツイートをしていたようです。

そんな人間が、今や虹ちゃんを可愛いと愛で、虹ちゃんに会うために遠征し、虹ヶ咲に生かされていると思うと、どこに向かうかわからない未来を決めつけるものじゃないと反省しています。
だからこそ、ミルキィのお誕生日という大切な日にミルキアンである私が虹ヶ咲にハマったキッカケや好きな理由を残しておきたいと思いました。

1.ラブライブとの出会い、そして別れ

ー出会い

虹ヶ咲との出会いの前に、ラブライブとの出会いについて書きたいと思います。

ミルキィ界隈の知り合いが、「AKBの選挙はいいから、μ'sの総選挙をしろ!」と叫んでいたことがキッカケ、かつミルキィとして活動していた三森すずこさん、徳井青空さんの影響でラブライブの存在を知りました。
少し調べた程度では、アイマスの二番煎じでしょ」と思っていましたが、僕らのLIVE 君とのLIFEのMVを見て衝撃を受け、そこから瞬く間にハマっていきました。
それが『もぎゅっと"love"で接近中!』発売直後くらいだったと思います。
それからというもの、SNSで毎日のようにμ'sのことをつぶやいていたと思います。
『soldier game』フラゲした日のことは、今でも鮮明に覚えています。

ー別れ

”別れ”といっても、「μ's Final LoveLive!〜μ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪〜」ではなく、自ら離れていってしまったほうです。

離れてしまった要因は、下記2点だと個人的に思っています。
・ラジオや生配信の内容が好みの方向からズレていった
μ'sは、アニメ化前からラブライ部課外活動として、雑誌・ラジオ・ニコ生と媒体別で活動していました。ラジオにこりんぱな』は特に大好きでした。
ニコ生も好きで見ていたのですが、ある時からムチャぶりや笑いを狙うような場面が多くなったように感じ、「なんだか求めているものと違うかも...」と思うようになりました。
ミルキィの活動で自由きままな素の姿を見せてくれていた、みもりん、そらまるの別の姿を見ることが少ししんどいと感じていました。(あくまで私が受けてた印象です)
それからラジオを聞かなくなり、ニコ生も見なくなってしまいました。

※これはあくまで好みの問題だと思います。
私はエチュードやムチャぶよりも、台本なしに好き勝手自然なトークが繰り広げられる自由な雰囲気を見るのが好みです。

・排他的独占欲からくる虚しさ
1番の要因はこれだと思います。
2012年にアニサマ出場や電撃20周年ライブのトリを務めたこともあって、NYライブのチケットは最速先行から一般まで全滅...(虹5thより倍率高かったような気もします)。
アニメ放送後の3rdライブもチケットが取れず、スクフェスの躍進もあって、飛ぶ鳥を落とす勢いで想像以上に大きくなっていくコンテンツに寂しさ混じりの虚しさを感じていました。(インディーズから応援していたバンドが、急に有名になってしまったような)
自分たちだけが知っているという優越感があったのだと思います。それを失ったときに”好き”の気持ちが”嫉妬”に代わってしまい、「拗ねた」わけです。
それから自然と距離を取るようになり、「ラブライブ」というものに対して、斜に構えるようになりました。
今思うととても幼稚だったなと思います。

2.虹ヶ咲と出会うまで

ミルキィ以外では、スフィア、アイマスの現場によく行っていました。
μ'sもみもりん、そらまるを応援するため、LVには参加していました。
(μ's全盛期~ファイナルを迎えた直後は、ミルキィのライブでラブライバーさんの姿を見かけることも多かったです)
ラブライブシリーズから距離を置いたと言っても、劇場版を含めてアニメは見ていました。サンシャインのアニメは結構好きでした。
超巨大コンテンツゆえ、コンテンツの動向は追わなくても自然と情報として入ってきました。
PDPの発表もTLで自然と目にしていました。
「ビックサイトが聖地て...」「私服姿もインパクトないし、今までと比べて地味だな~」というのが最初の印象で、スクフェスが一時の勢いを失っているような気がしていたこともあり、「ラブライブも、もうネタ切れかな」なんて話していました。(全くそんなことはなかったので、コンテンツ情報弱者のオタクが勝手にあれこれ決めつけて意見を述べるべきではないと反省しています)

TGS久保田未夢さんがキャスティングされたと知った時、ラブライブ声優には「フレッシュさ」が不可欠と思っていたので(みゆたんご本人も言ってましたが)、既に実績のあるみゆたんの起用は、非常に驚いたとともに嬉しかったです。(そらまると番組をしていたこともあって、みゆたんのことは前々から好きだったため)
しかし、ラブライブにハマることは2度とないだろうな」と、心のどこかで思っていました。今からまたハマったら言葉にしがたい敗北感を味わうような気がしていて、頑なにコンテンツへ触れようとしていなかったのだと思います。

2018/2/3にミルキィホームズからコンテンツのファイナルを告げられました。
その日からファイナルライブまでの1年間、いい年齢の大人が声を出して何度もビービー泣きました。涙が枯れるなんてことはなく、1年間で10年分の涙を流しました。

2019/1/29~は、ミルキィホームズがファイナルを迎え、心にぽっかりと穴が開いた状態でした。生活から彩りを失っていました。
すぐに次の好きなものを見つけることが出来れば良いのですが、別のものにすぐ飛び移る気も起きず(未亡人ってこんな気持ちなのかな...と思ってました...多分全然違うと思う)「そもそも、ミルキィほどの熱量をもってハマれるものがそんな簡単に見つかってたまるものか!」と思っていました。

3.虹ヶ咲との出会い

2019年のアニサマに出場するとのことで、そこで初めて『TOKIMEKI Runners』を聞きました。印象としては、「この曲結構好きかも」という感じでした。

私自身、虹ヶ咲に関しては今までのシリーズで最も前情報がない状態でした。
スクスタの存在も、アニメ化する予定がなかったということも知りませんでした。
ラブライブなんだから、当然アニメ化すると思っていましたし、ソロアイドルだなんて全く知りませんでした。
アニメ放送日の発表が直前だったこともあり、「今回のラブライブは展開が急だな~、気合入ってないのか?」と思ったりしてました。
μ'sから離れて以降、ラブライブシリーズというものに対して斜に構えていたため、1期1話の『CHASE!』のシーンを「あ~、またラブライブが急に意味わからん演出し始めた...バトルアニメかよ(ハハッ)」と一笑に付していました。
(失礼極まりない!後に実際のライブパフォーマンスを踏襲した演出、かつ侑ちゃんの心情を表していると知った時は、穴を掘って埋まりたい気持ちになりました)

アニガサキは毎週録画で見ていましたが、ながら見で最後のMVだけ見るといった感じでした。「10人いる」とか、「今までと違ってスクールアイドルをやらない子がいる」とか、過去シリーズと比べても異質な部分はたくさんあったのに、全く気になっておらず、ボーっと見ていたのだと思います。
ラブライブシリーズは必ずBlu-rayに残していたのですが、虹ヶ咲に関してはHDDから消してしまうくらい、初見の印象は無味乾燥でした。(真剣に見ていなかったから、こんな感想なんですが...。ながら見だなんて、なんて失礼なことをしていたんだ...)

ある日そんな状況が一転します。忘れもしません、日付は2020/12/13
ふと私のTLに「JKがJKの脚を挟む」GIFが流れてきました。
元来、百合漫画を好んで読んでいたため、この映像を見て電車の中で興奮したのを覚えています。水を得た魚のようでした。


そこからアニメを見直し始め、逆輸入の小ネタの存在を知り、池田屋の階段落ちくらい虹ヶ咲に転げ落ちていきました。

4.虹ヶ咲に出会って変わったこと

-他人の大好きを否定しない

他の人の大好きを大切にしてください

1stライブで放った楠木ともりさんの渾身のMCです。
これは私の思考の指針にもなっています。
ラブライブ」に対して斜に構え、PDPにマイナスイメージを持っていたのも、他の人の大好きを大切にできていなかった、むしろ否定していた自分の思慮の足りなさからだと思います。
このMCを聞いて稲妻が走ったとともに、己の浅はかさを恥じました。
これを機にもう1度無印とサンシャインを見直し、当時とは全く違う心情でストーリーを受け止めることにより、ラブライブシリーズの良さを再認識することが出来ました。

ー毎日をコツコツ生きる

夢がないからと言って悪いわけではない。日々コツコツ毎日のお仕事を頑張ることもすごく良いこと。夢がないからって卑下することはない。

3rdライブ後夜祭での大西亜玖璃さんの言葉です。
あぐぽんのふんわりと包み込む優しさがにじみでている温かい言葉だと思います。
大きな目標があるわけではないし、成し遂げたい何かがあるわけでもない私にとっては、心が軽くなる言葉でした。(ともりるも「あぐりは優しいの~」と言ってました。←それな!)

ー一歩踏み出してとにかく始めてみよう!

これはラブライブシリーズ全体が掲げるコンセプトでもあるのかもしれませんが、虹ヶ咲は特にこのコンセプトが強いと感じています。
「”好き”という気持ちを大切に、踏み出してみよう!そしたら何かが変わるよ」というメッセージだと私は受け取っています。
別のブログでも同じようなことを書いたのですが、自分の想いを言葉にして残そうと、このブログを書いているのも、このメッセージを体現したいと思ったからです。

hobi1091.hatenablog.com

ー年下女性声優さん...しゅき

~数年前の友人との会話~
わたし「最近の年下声優をあだ名で呼ぶの、なんか恥ずかしくてよう呼ばへんわ~」
友人「なんとなくわかる」

~現在~
わたし「あぐぽん~!!!」「ともりる~」「前田ァ!!!」

自身が20代後半に差し掛かったころ、自分よりも年下の新人声優さんをあだ名で呼ぶことに恥ずかしさを感じていました。
今まで同い年や年上の女性声優さんばかりを応援していたためか、年下の子を応援する対象として見れていなかったのだと思います。
それが今や、自分より全員年下の虹ちゃんたちの可愛さに毎日癒されています。
みんな可愛い...しゅき💗

5.虹ヶ咲のここ好きポイント

-ライブのテンポとおもちゃ箱のような構成

ラブライブは、幕間に複数回ドラマパートが入る」という印象があったので、3rdや4thは本当に驚きました。
あんなノンストップで駆け抜けるライブは、人数の多いアイマスでしか体験していなかったので、「おいおい!ラブライブでこんなこと出来るの~!?めっちゃ楽しいやん!」とみるみる引き込まれて行きました。
ソロアイドルだからできるセトリで、虹ヶ咲の強みだと思います。

あくまで私の印象ですが、AqoursやLillea!は”魅せる”ライブだと感じています。あんなにもキレよく息切れもせずにパフォーマンスできるグループは、そうそういないでしょうし、見ていて圧倒されます。
それに対して虹ヶ咲は、”楽しませる”ライブだと感じています。
展開の読めないセトリ、演出・構成、毎回何が飛び出してくるのか分からないおもちゃ箱のようなワクワクドキドキがあります。
ハードルを上げた予想をしても軽々と超えてくる内容に、いつも満足度「100那由他~!!」って感じで、毎回余韻の波に溺れています。

-振付が可愛い、振りコピたのしー

虹ヶ咲の振付ってめちゃ可愛くないですか!?!?
振付ユニットG-Rabby.さんのモットー「クセになる振付」を体現していて、『ミラクル STAY TUNE!』など1度見たら頭に残ってしまう振りが多く、可愛くて大好きです。
ものの見事にG-Rabby.さんの術中にハマっちゃってます。
『ドキピポ』『Hurray Hurray』の一部振りがミルキィと似ているところもあり、勝手にニコニコしてます。

4thライブで客席も一緒に『エイエ戦サー』の振りをやっているのを見て、振付師さんが「これが見たかったんだよ~」と言っていたらしいので、あなたちゃんもステージ演出の担い手とする振付をしているのかなと感じます。
『Love U my friends』『ミラクル STAY TUNE!』『エイエ戦サー』などたくさん楽しい振りがあって、毎回振りコピするのが楽しいです!『ENJOY IT!』も楽しかった!

トークテンポの良さ

虹ちゃんたちは、トークバランスが非常に良いと感じています。(これも好みの問題だと思いますが)
1期振り返り放送で、メンバーとアニメの内容について熱く語るキャストを見て、「なんだこの子たち!自分の想いを言葉でしっかり表現できてて面白い!」と感じたのが、虹ヶ咲キャストにハマったキッカケでもあります。
そこから媒体別など見られる過去配信は片っ端から見ました。
トークに違和感がないんですよね。コロコロ会話が転がっていくのが心地よく、「やっぱりこの子たち好きだな~、応援したいな」と感じました。(「喫茶店で隣の女子グループの話を聞いてたらめちゃ面白かった」、そんな感覚に似ています)
恐らくアニメだけではここまで虹ヶ咲にどっぷりハマらなかったと思います。
アニメはキッカケであり、キャストを含めて応援したいと感じた最大の要因は、このトークテンポだと思います。
虹ヶ咲のラジオや生放送は、コーナーも含めて彼女たちのトークが中心にある構成だなと感じていて、キャストの自由なお喋りが、穏やかでフワフワ温かい空気を醸し出していて癒されます。単純にこういうのが好きなんです。
永遠にお話ししていてくれー!

あくまで予想ですが、進行の仕方が違うので、Aqours、Lillea!と放送作家さんが違うのかなと思っています。(知らんけど)

-キャスト同士の仲睦まじさ

ラブライブシリーズは、「キャスト陣の相性・バランスも考慮してキャスティングしているのでは?」、と思うくらいにどの学校も仲が良いと思います。
他学校のキャストさんのパーソナルな部分をあまり知らないので、私の印象の範囲内ですが、虹ちゃんの仲の良さは比類ないレベルと感じます。
成人女性があんなに集まって和気藹々できていることが、もう奇跡ですね。
経験上そんなことできるのは、高校の部活か大学のサークルくらいでは?
「誰と2人でも気まずいとかない」というあぐぽんの言葉には、たいそう驚きましたし、キャスト同士を「友達」と表現できる関係性は、本当に見ていて心がポカポカになります。(エママー!)
それになんといっても、仲良しエピソードの供給がなんと多いことか!あれでまだ世に出していない仲良しエピソードがたくさん眠っているらしいので、末恐ろしい。
女の子がキャッキャしてるのを見るだけで延びる寿命があるんですよ!!!!(持ってるエピソードは全部出してくれないかな...どこで買えますか?)

6.終わりに

ミルキィホームズがファイナルを迎えた直後から、本格的に活動を始めた虹ヶ咲。
(ミルキィファイナル:2019/1/28、虹ヶ咲校内マッチングフェス:2019/3/30
同時並行だったら、ここまでのめり込めていなかったと思います。
二足の草鞋を履けるほど器用ではありません。ミルキィで手一杯だったと思います。
スクスタのリリースが遅れ、虹ヶ咲の活動自体もゆっくりになってしまった...それも私にとっては運命だったのかなと感じています。(こじつけですけど)
ミルキィがファイナルを迎え、彩りを失っていた私の生活に再び鮮やかな色を与えてくれた、それが虹ヶ咲でした。


「虹ヶ咲だからできること、虹ヶ咲にしか出来ないことをこれからもたくさんしてほしい」
と毎回アンケートに書いています。
内容が抽象的過ぎて、運営さんも「どーせぇーちゅうねん!」と思うかもしれないですがw
これからも誰も体験したことのない新しいことに挑戦し続ける虹ヶ咲を応援していきたいと思います🌈

 

(虹ヶ咲のファンの方々には、今までラブライブを追っていなかった人が多い気がしています。そんな方々がどのようにして虹ヶ咲に出会たのか、ハマった理由もいつか知りたい...という気持ちもあって、このブログを書いたという裏の意図もあったりなかったり....)

 

*1:2019/1/28に活動休止となるファイナルライブを開催するが、その後もちょくちょく集まっている

*2:ミルキィホームズのファンの総称